【若さと美に執着した先の狂気】映画『サブスタンス』感想・評価

映画「サブスタンス」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督コラリー・ファルジャ
脚本コラリー・ファルジャ

作品情報

公開日2025年
上映時間140分
制作国イギリス、フランス
年齢制限R15+

出演者

デミ・ムーア
マーガレット・クアリー
デニス・クエイド
Hugo Diego Garcia
ジョゼフ・バルデラマ

予告編

あらすじ

50歳の誕生日を迎えた元人気女優・エリザベスは、容姿の衰えによって仕事が減っていく現実に苦しんでいた。
そんな彼女は、若さ・美しさ・理想の自分を手に入れられるという最新の再生医療に手を出す。

しかし、その治療には“絶対に破ってはならないルール”が存在していた――。

感想

誰もが避けられない「老い」。
「美」への執着の恐ろしさを描いた、衝撃的な作品でした。

本作は、誰もが避けられない「老い」をテーマにしており、とても興味深く引き込まれる内容でした。
元人気女優・エリザベスが、時代とともに求められる「美しさ」から取り残され、社会から不要な存在のように扱われていく過程はあまりにも虚しく、胸に刺さりました…。

そして、若さと美しさを求めた先で、彼女の人生が思いもよらない方向へ狂い始めていく展開は、気持ち悪さやグロテスクさ、そして強烈なインパクトに満ちていましたね。

ストーリーとしてのテンポも良く、独特なカメラワークや演出によって、その狂気がどこか美しく表現されているのも印象的でした。
不快感すら魅力へ変えてしまうような、イカれた狂気の世界にどっぷり浸れる作品です。

なお、過激な露出描写、強めのグロテスク表現が多いため、苦手な方は注意が必要です。

評価

総合評価

「老い」という現実の残酷さを突きつけられる作品でした。

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